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日露戦争の不思議な話

皆さんは、日露戦争に日本の神様や妖怪が参戦していたという都市伝説があるのをご存じだろうか。しかも日本側からだけではなく、ロシア側からも不思議な日本兵がいたという話が出てきているのだから馬鹿にできない。

日露戦争とは1904年(明治37年)から1905年(明治38年)にかけて当時の大日本帝国とロシア帝国の間で行われた戦争です。小さな島国である日本が大国ロシアに勝ってしまったのですから世界はさぞ驚いたことでしょう。

正確に言うと日本有利の条件で和平を結んだのですが、ペリー来航から僅か50年でロシアのバルチック艦隊を破ったのは、まごうことなき事実なのですごいですよね。だってぺリーが来るまでは鎖国してた国ですよ⁉

しかし経済力、軍事力ともに劣っていた日本がなぜ大国ロシアに勝つことができたのか。もちろん日本は、スパイを送ってロシア革命を扇動させたり、内部から崩壊するようにありとあらゆる手段を講じていたのも事実です。

しかしそれだけでは説明できない不思議な話があるのです。

 


ロシア兵が見た不思議な日本兵

日本軍の捕虜になったロシア兵たちは「黒い服を着ていた日本兵は撃てば倒れたが、白い軍服を着た兵士はいくら撃っても倒れなかった」。「赤い軍服を着た兵士に至っては全く弾が当たらなかった」と口々に話していたというのだ。

ロシア兵たちは「あの白や赤の軍服を着た兵士はいったい何者なんだ」と日本兵に尋ねたものの、当時の帝国陸軍でそんな軍服は採用されていないので誰も答えられなかったと言います。

1987年に公開された映画『イタズ』の中で、日露戦争から帰ってきた腕のいいマタギに対して、村の男が「おまえ樺太で赤いべべ着てたってのは本当か」というセリフがあります。何気なく観ていて唐突にこのセリフが出てきたときはちょっと興奮しましたね(; ・`д・´)

神々が加勢してくれた戦争

日露戦争当時、全国の神社仏閣では「守り神が戦場に向かった」という話がいたるところであったようです。

山口県にある出雲大社の分社では、戦争がはじまったころから境内にいる白い鳩が一斉にいなくなったが、戦争が終わると帰ってきた。神主たちは神々が鳩に乗り移って戦地に向かったのだと解釈していたようです。

出雲大社の鳩は日清戦争当時もいなくなったと言いますから本当に不思議ですね。

 


茨城県では、戦地に出征する兵士を乗せた汽車が鹿島神社付近で突然止まってしまいました。故障だと思い点検したのですが何も見つからず、5分ほどでまた動き出したそうです。

兵士たちは「鹿島様が俺たちと一緒に戦地に行ってくださるのだ」と言って喜び、士気が上がったと言います。鹿島神社に祀られている建御雷神(タケミカズチノカミ)は雷と刀剣の神であり、武の神、戦の神としても有名な神様です。そりゃぁ士気爆上がりですよね(^o^)/

さらに四国からは化け狸が参戦したと言われています。なんか天下一武道会みたいになってきましたね。

ロシア満州軍総司令官のアレクセイ・クロパトキンの手記には「赤い軍服に〇の中に【喜】という漢字が書かれている兵士がいて、撃つと目がくらんだ」と書いてある。

これは愛媛県の山中に住む喜左衛門という化け狸じゃないかと言われています。喜左衛門は小豆をまき散らして相手をかく乱する術を使ったと言い伝えられていて、背中に〇に【喜】の字が入ったちゃんちゃんこを着ていたそうです。

まとめ

日本側だけでなくロシア兵や将校たちの証言があるというのが面白いですね。平時ではない戦争という特殊な状況の中で見た幻もしくは幻覚だったという可能性もありますが、多くの兵士が同じものを見るでしょうか。

私は本当に神様たちが一緒に戦ってくれたのだと信じたいです。当時の日本はまだ八百万の神々と共生していたのでしょう。だから神様や妖怪たちが加勢してくれたのではないでしょうか。

しかし近代化の波に飲み込まれ、自然や神々とのつながりが希薄になっていき、人々が万物に対する畏敬の念を忘れた結果、大東亜戦争では神々の加勢を受けれなかったのではないかと想像します。

そして今まさに世界がきな臭くなってきて、いつ第三次世界大戦がはじまってもおかしくないこの頃、八百万の神々は日本を守ってくれるのでしょか。