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【PS5】デュアルセンス分解修理【ドリフト現象修理・メンテナンス】

最近PS5のコントローラー【デュアルセンス】のドリフト現象(操作していないのに勝手に動く)がひどくなってきたので、自分で修理しました。自分用の記録としても残しておきたいのでブログに書いておきます。

買って間もなくドリフト現象が起こることもあるらしいので、デュアルセンスのスティックは弱いのかもしれませんね。慣れると10分程度で出来ますので私と同じような症状がある方は参考にしてみてください。

ただし、確実に修理できるとは限りませんので、あくまでも自己責任でお願いします。極端に不器用な方はやめておいた方がいいかもしれません。

 

必要な物

①、エアダスター(ホコリをとばす為)

②、接点復活スプレー(接点の接触不良を改善)

③、工具(できれば精密機械用)

④、ネジを入れる皿(紛失防止)

接点復活スプレーは必須というわけではないのですが、どうせ分解するならやれることはやった方が良いと思うので、できれば用意してください。

 

工具は精密機械用が良いです。私は、以前スマホを修理するときに買った工具があったので、それで済ませました。

デュアルセンスのネジはプラスだけなので、プラスドライバーと、こじ開けるための薄いヘラみたいなものか、マイナスドライバーだけでも作業はできます。あとピンセットはあった方がいいかも。

 

作業手順

【R1.2】【L1.2】ボタンの隙間にヘラかマイナスドライバーを差し込み、てこの原理で【R1】【L1】ボタンを外します。なんか壊しそうで怖いと思いますが、躊躇せずにやってください。ポコッと取れます。

 

ボタンを取った状態です。

 

次にコントローラーの手前側にある黒いパネルを外します。

矢印の部分にヘラかマイナスドライバーを差し込みパカッと外します。この部分はペラペラで弱いので力を入れすぎて壊さないようにして下さい。優しく引っ張るようにすると外しやすいです。

 


外した状態です。

 

次に4か所のネジを外します。

 

4か所のネジを外したら次は2か所のツメを外して背面カバーを外します。

ここを外し忘れるとツメが折れる可能性があるので要注意です。ツメを外したら隙間にヘラをを入れて背面カバーを外していきます。

ここは少し硬いので、ある程度力を入れてパキっと剝がしていってください。

 


次にバッテリーを外すのですが、下の基盤と繋がっているので、そこも外してください。

 

次に3か所のネジを外します。

 

次に基盤と繋がっている「フレキシブル基板(テープ状のもの)」を3か所外します。ピンセットでつまむと外しやすいです。

①の部分の部品は固定されていないので、外した後不安定なため無くさないように注意してください。

 


バッテリーケースを外した後、もう2か所フレキシブル基盤を外します。

 

ここまでやったら、スティックを裏側から押し込むようにして基盤を浮かせてひっくり返してください。

この時、基盤とモーターを繋ぐ配線に負荷をかけないように注意してください。ここは半田付けされているので、万が一外れたら終わりです。

 

スティックの下にある緑色の部分がセンサーです。ここに接点復活剤を吹きつけてください。エアダスターでホコリをとばすのも忘れずに。接点復活剤を持っていない方はホコリをとばすだけでも良いです。

これで修理は終わりです。あとは逆の手順で組み立てていってください。

これで直らないなら買い替えた方が良いでしょう。

 

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