決めつけないブログ

役立つ情報から無駄な情報まで

MENU

マニアックな民族楽器7選

こんにちは。最近なんだか民族楽器というものに惹かれてまして、色々調べていたら面白い楽器をいくつか見つけたので紹介します。

今年のゴールデンウィークはコロナ禍明けということで多分物凄い人出になるでしょう。数十キロの渋滞に、どこに行っても行列。

そんな時に出かけてもただ疲れて帰って来るだけなので私は出かけません。家で楽器の練習でもしてようと思います。

 

アサラト

オンコバスピノサという木の実の中にワイルーロという草の種が入れられている西アフリカの楽器。

紐の部分を人差し指と中指の間に挟み、せんだみつおのギャグ「なはなは」のように手を振って使います。紐を緩く挟むのがコツです。

 

トーキングドラム(マリ)

西アフリカや中央アフリカに伝わる伝統打楽器。現地の人はこれで会話ができると言われていますが真偽のほどは定かではありません。

皮につながったロープの張りを調整することで音程を変えることができます。使い方は、紐を肩にかけてドラムを脇に挟むようにします。

付属のバチと脇に挟んでいる方の手を使って自由に叩いてください。脇の締め付けを強くしたり緩めたりして音程を調節します。

 

ビーン

インドの伝統的な管楽器。コブラ使いが使っている楽器と言えば皆さんわかりますよね。「レッドスネークカモン!」

中にリードが入っていて、ドローン(単独の持続音)用の管とメロディ用の管が付いています。使い方はリコーダーと同じです。

※リードとはダンチクという名前の植物から作られる、とても薄くて小さな板のことです。息を吹き込んだ時にこのリードが振動することで音が響くようになっています。

 

カリンバ

アフリカ大陸に広く分布する楽器で、オルゴールやピアノの原型とも言われています。様々なバリエーションがありますが基本的な構造は同じで、木の箱に金属の棒を張り付けたものです。

現地では自転車のスポークを貼り付けたものが殆どじゃないでしょうか。

タンザニアのゴゴ族が使うイリンバ(カリンバの一種)には、箱の真ん中に空いた穴に蜘蛛の卵膜が張り付けられており、音がひずむようになっています。要は「ディストーション」ですね。

※ディストーションとは音が潰れて歪んだ状態のことです。

 

ハルモニウム

かつてイギリスから伝わり、インドで独自に発展した鍵盤楽器。アコーディオンのように「ふいご」で送った空気でリードを鳴らす仕組みです。

鍵盤の下についているつまみを引っ張ると、メロディと同時にドローンもならすことができます。

 

シュルティボックス

ドローンでの演奏に特化した楽器。正面に並んだレバーが各音階に対応しており、このレバーを操作してから空気を送り込むことで安定したドローンを奏でることができます。

 

シンギングボウル

元々はチベット密教の法具。7種類の金属(金・銀・銅・鉄・水銀・錫・鉛)を配合した合金で作られています。

バチで叩く方法と、シンギングボウルの縁をなぞる方法があり、今回紹介している楽器の中でもヒーリング効果はダントツです。

 

以上7つ紹介させてもらいましたが、私の一押しは『シンギングボウル』ですね。音楽の知識は必要なく、特別な技術も要らないのでハードルが非常に低く誰でも奏でることができます。

更にヒーリング効果が高いので瞑想するにはもってこいです。下手すりゃ自分を俯瞰して見れる境地まで持っていけるかもしれません。

まとまった時間が取れたら防音室の中で挑戦してみます。それでは失礼いたします。

 

sikemokux.com