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司馬遼太郎の個人的なオススメ作品4選

私は、司馬遼太郎先生の作品が好きで、若い頃からよく読んでいます。

有名なところでは、竜馬がゆく・坂の上の雲・燃えよ剣・翔ぶが如く、などたくさんありますし、映画やドラマにもなっているので知っている人は多いと思います。

今回は、映像化されていない作品の中で特に私が好きな作品を紹介したいと思いますが、ネタバレはしません。

 

①故郷忘じがたく候

・あらすじ・内容

十六世紀末、朝鮮の役で薩摩軍により日本へ拉致された数十人の朝鮮の民があった。以来四百年、やみがたい望郷の念を抱きながら異国薩摩の地に生き続けた子孫たちの痛哭の詩。

・一言感想

この本を読んで、そういう人たちがいたことを知り、その子孫が先祖の生業を守って今も日本にいることに驚愕しました。

 

②草原の記

・あらすじ・内容
史上空前の大帝国を作り出したモンゴル人は、今も高燥な大草原に変わらぬ営みを続けている。少年の日、蒙古への不思議な情熱にとらわれた著者が、遥かな星霜を経て出会った一人のモンゴル人女性。激動の20世紀の火焔を浴び、ロシア・満洲・中国と国籍を変えることを余儀なくされ、いま凛々しくモンゴルの草原に立つその女性を通し、遊牧民の歴史を語りつくす感動の叙事詩。
・一言感想
人生に絶望なし!強く生きようと思いました。

 

③ひとびとの跫音

・あらすじ・内容
詩人、革命家など鮮烈な個性に慕われつつ、自らは無名の市井人として生きた正岡家の養子忠三郎ら、人生の達人といった風韻を持つひとびとの境涯を描く。「人間が生まれて死んでゆくという情趣」を織りなして、香気ただよう名作。
・一言感想
人との出会いの大切さ、そこから生まれる友情、人間は他者との関わりによって生きている。

 

④木曜島の夜会

・あらすじ・内容
オーストラリアとニューギニアの間にあるトレス諸島。その中のひとつ、木曜島では、明治時代から太平洋戦争前まで、海底にいる白蝶貝を採るために日本人ダイバーが活躍していた。サメの恐怖、潜水病との戦いに耐えつつ、異国の海に潜り続けた男たちの哀歓と軌跡から日本人を描き出した傑作。
・一言感想
戦前の日本人の力強さと哀しさを知り、いつの時代も人生とは生半可なものじゃないなと感じました。

 
以上が、私がオススメする作品です。ネタバレしないように書いたので感想がしょぼいですが、そこは許してください。もし気になった作品があれば是非読んでみてください。あなたの人生のちょっとした刺激になること請け合いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。