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【雪道走行】冬に車に積んでおくべきアイテム

毎年冬になると、雪による交通障害でたくさんの人が影響を受けていますよね。今年は新潟の国道で何時間も動かなくなり自衛隊が出動する事態になりました。残念なことに命を落としてしまうケースもあります。

このような交通障害に巻き込まれたら個人としては何もできませんが、雪道を走るうえで車に積んでおくと、ある程度のことは解決できるアイテムはあります。私が実際に積んでいて何回も助けられているアイテムなので自信をもってオススメします。

①剣先スコップ

これは私の中で常識です。最低でもこれだけは積んでおいて下さい。これさえあればスタックしても大体抜け出せます。難点は非常に疲れることぐらい。私は今までこのスコップだけで危機を乗り越えてきました。女性の場合は少し小さめの軽い素材のものを積んでおけば問題ないと思います。

あくまでも剣先スコップですからね。いわゆる角スコは駄目です。男性はいいかもしれませんが、女性が角スコで雪を掘るのはつらいです。

 

②牽引ロープ

スコップとともに牽引ロープも積んでおけば間違いないでしょう。スコップではどうにもならないとき、例えば脱輪してタイヤが溝に落ちた時などは業者を呼ぶか、通りかかった車に引っ張り上げてもらう必要があります。

そんな時に自分が牽引ロープを持っていれば安心して助けを求めることができますよね。フックを引っかける場所は基本的に前と後ろに1つづつ付いています。

大体バンパーとリアスポイラーの下にありますが、細かい場所は車種によって違うので平時の時にチェックしておきましょう。カバーが付いていて見えなくなってるパターンもあります。

牽引ロープにはそれぞれ耐荷重が設定されているので、自分の車に合ったものか余裕のある耐荷重の物にしてください。

 

③チェーン

最後はみなさんご存じのチェーンです。これはスタックしたときじゃなくて、雪が積もっている道路を走るときや、走っている途中で雪深くなってきたときに使う道具ですね。

しかしチェーンを履かせるのは本当に大変です。家で履いてから出かけるならまだしも、道の途中で履かせるとなると下手したら1時間ぐらいかかります。チェーン履かせ慣れてる人なんて中々いないでしょ?それに雪の降る中1時間も外にいたら体調を崩しますしね。

だからこれはどうしようもないときのお守りとして積んでおくといいかもしれません。

タイヤチェーンには主に以下の3種類があります。

・金属製

安価で性能も良いが、振動が激しいので足回りが壊れる可能性がある。

 

・非金属性

金属製より高価だが、取り付けが金属製より簡単。ゴムやウレタンで出来ているので相対的に振動が少なく乗り心地も良いが、あくまでも金属製に比べてなので足回りに良いことはない。

 

・布製

安価で軽く、取り付けが簡単。耐久性は金属製や非金属性と比べると劣るが、振動はほぼ無いので足回りには優しい。

 

この中で私がオススメしたいのは布製チェーンです。耐久力は他のチェーンに劣るものの、取り付けやすさという点でズバ抜けています。

時間にしたら10分~20分で履かせられるし、力もいらないので女性でも問題なく作業できます。それに耐久力が劣ると言っても、そもそもの話チェーンを履くようなシチュエーションなんてそうそうないですから、1つ買えば一生使えるかもしれません。

取り付け方は簡単で、タイヤに被せられるところまで被せたら、車を少し動かして残りの部分に被せるだけです。1度家で予行練習しておけば10分かからないほどに簡単です。

以上3つが冬に車に積んでおきたい必須アイテムですが、軍手や防寒手袋も忘れずに積んでおきましょう。真冬に外で作業するときに手袋がないとやばいですからね。