失恋ってつらいですよね。世の中が灰色に見えたり、じっとしてられなくて夜中フラフラ出歩いたり、なかには自ら命を絶つ人もいます。
失恋した位で何そんなに凹んでんだよ！と無神経な言葉をかけてくる人間もたまにいますが、そういう人はたぶん人を本気で好きになったことが無いんでしょう。だから心の中で軽蔑して距離を置きましょう。あなたの人生には必要のない人間です。
失恋は誰にでも起こりうることで、心に深い傷を残すことがあります。私にもつらい経験はあります。
今まで読んでいた雑誌とか、見ていたテレビとか、どうでもよくなって只々死んだように毎日を過ごす……酷いときには強い酒をストレートで飲んで落ちるように眠りにつく…
日常生活に支障をきたすほど、失恋はつらいものです。
そこでこの記事では、つらい失恋から少しでも早く立ち直れる方法を私の経験を交えて幾つか紹介します。
気休め程度にしかならないと思いますが、読んでみて下さい。
時間
いきなり時間というのは、少しでも早く立ち直るというコンセプトから逸脱しているようで申し訳ないのですが、結局これが真理であり現実です。
失恋してすぐは、つらい気持ちに支配されてしまって、まるでこの世の終わりのような気持になりますが、時間が経つにつれ、不思議と傷は癒えていきます。
私の場合は最長半年間忘れられずに苦しみましたが、知人男性に２年間忘れられずに毎晩夢に出てきたと話してくれた方もいました。それほど本気で恋愛してたということですね。
個人差はありますが、失恋から立ち直るには時間がかかるものです。焦らずに自分のペースで癒していきましょう。時間が経てば経つほど、傷は癒えていきます。いつかまた笑顔になれる日が来ることを信じてください。
仕事
私は本当に仕事に救われました。失恋に限らず、自分がどん底にいるとき仕事があるということがどれほど心の救いになるか…
生きるためには仕事をしなければならず、どんなに凹んでても無理やり自分に鞭打って職場に行きますよね。
そして職場に行けば、いつも通りの風景があり、同僚が普段通り何食わぬ顔で働いている。一人一人何かしらの問題を抱えていて、心の中はぐちゃぐちゃかも知れないのに、会社ではそれを表に出さず社会の一員として行動しているのです。
その事実が、家にいるときは絶望に打ちひしがれている私にとって大きな救いになりました。普段は毎日行きたくないと思っている仕事が、実は自分と社会とをつなぐ唯一のツールなんです。
ただし、当たり前ですが仕事が原因で病んでいる場合はまた別の話になってきます。
次の恋愛
これが一番即効性がありますよね。また新たに好きな人を見つけてお付き合いする。
しかし、そんなにすぐ好きな人も見つからないし、だれもが認めるイケメンでも絶世の美女でもない限り、簡単に異性と付き合えるわけがないので難しいところです。
それとこれは私の勝手な想像ですが、失恋してすぐ次の人を見つける人って、その人のことが本当に好きなのではなく、失恋の苦しみから解放されたい一心で、身近にいる異性ととりあえず付き合うみたいな感じが多いような気がします。
芸能人にも多いですよね。スター同士の恋愛が発覚し、暫くして破局すると、数か月後にどちらかが聞いたこともないような人とスピード婚みたいな。
それかスポーツ選手と結婚しました～って…
小さい頃からそのスポーツしかやっない世間知らずな若い男なんて、芸能人が近寄ってきて言い寄られたら一発で落ちますって(笑)
大谷選手にはそうなってほしくないと勝手に思っています。
大事なことなので最後に1つ。自分の傷を癒すためだけに好きでもない異性とお付き合いするのはやめましょう。
まず相手を傷つけますし、後々後悔することになります。偉そうに言ってる私がそうでしたから…
心のサポートを求める
失恋したとき、一人で抱え込んでしまう人も多いかもしれませんが、それはあまり良くありません。信頼できる友人や家族、カウンセラーなどに相談して、自分の気持ちを話しましょう。相手の言葉や励ましで、自分の価値を再認識したり、前向きな気持ちになったりすることができます。
私の場合は、近くに住んでいる友達のアパートに毎日行ってました。行って何を話すわけでもなく、ただダラダラして、日付が変わるころに自分の家に帰ってくる。
とにかく一人にならないようにしていました。友達にしてみれば毎日私が行くもんだから迷惑していたと思いますが、何も言いませんでした。私の様子を察してくれたんだと思います。本当にありがたいことです。休日もその友達とずっと遊んでいました。
もしあなたに頼れる友達や家族がいないなら、お金を払ってカウンセラーに相談するのが良いと思います。
日本では未だに、カウンセラーに相談することを恥ずかしいと思っていたり、大事のように思っている人が多いですが、はっきり申し上げます、それは間違いです。
カウンセリングというのは、愚痴を聞いてもらうとか、ちょっと世間話をしに行くぐらいの感覚で受けるものです。何ら恥じることではありません。軽くお茶しに行く感じで行って良いんですよ。
自分の感情を受け入れる
失恋したとき、悲しみや怒り、後悔や恨みなどさまざまな感情が湧き上がってきます。それらの感情は自然なもので、無理に抑え込む必要はありません。自分の感情を受け入れて、泣いたり叫んだりしてストレスを発散しましょう。感情を表現することで、心の負担が軽くなります。
特に後悔の念は非常につらいものです。
なぜあんなことを言ってしまったのだろう…
なぜあんな行動をとってしまったのだろう…
と自分を責めてしまう人も多いと思います。しかし過去はもう変えられません。
この別れがきっと、未来の自分にとってプラスになると信じて生きていきましょう。そして経験上間違いなく、つらい経験があなたを成長させてくれます。
新しいことに挑戦する
失恋したばかりのころは、とてもじゃないですけど新しいことに挑戦する気力などありませんよね。だからこれは、心が落ち着いてきてから実践してみてください。
なにか資格を取る、習い事を始めてみるなど何でも良いです。新しいことに挑戦することは、自分の可能性や魅力を発見することにつながります。
私の場合は、スポーツジムに入会して身体を鍛えました。そして雑念を払うかのようにジムに入り浸っていたら体脂肪率が８％まで落ちて具合が悪くなりました。
しかしそのおかげで新たな恋愛をすることができました。それに身体を動かすとメンタルも前向きになります。
よくムキムキの男性が、筋トレはすべてを解決する！と半分冗談で言っていますが、あながち間違ってはいないようです。
