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ロードオブザリング・3部作は史上最高の映画(個人の感想です)

映画・ロードオブザリング公開から早21年、未だこれを超える映画に出会っていない。好きな映画はたくさんあるが私の中ではこれが頂点だ。

 

原作はJ・R・R・トールキン(ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン)の「指輪物語」。

「指輪物語」は20世紀最高の文学作品ともいわれ、後世のファンタジー観に多大な影響を与えました。また、多くのゲームの元になったと言われています。

たしかに、エルフ、ドワーフ、という種族はRPGゲームでおなじみですが、「指輪物語」の中で登場した種族だったんですね。ドラゴンクエストなんてモロですよね(^_^)

 

・あらすじ

北欧神話をベースに、トールキン氏独自の解釈で築き上げられた世界です。人間、エルフ、ドワーフ、ホビットなど様々な種族が共存する「中つ国」で、偶然強大な魔力を持つ指輪を手に入れたホビット族のフロドが、様々な仲間と唯一指輪を消滅させることのできる「滅びの山」へと向かう一大叙事詩。

 

・功績

・映像化は不可能と言われていた難解にして非常に長い物語を、見事に映画に仕上げたこと。


・ファンタジーというジャンルを、子供だましの幼稚な作品ではなく、原作者の意匠を汲む哲学性も含めた大人のための堂々たるエンターテイメントに仕上げたこと。


・最初から3部作にするという”決め打ちで”制作したこと。(従来は、1作目の興行成績を見てから続編製作の可否を決めていた)


 

この映画の前と後では、製作の仕方から興業の仕方までをがらりと変えた、文字通り歴史を作った大作だと思います。

1本が3時間を超える大作というのは、映画館の1日の回転数が悪くなるため、収益の面では効率が悪い上に、当たるか外れるかわかりもしない映画を、まとめて3本も作るなんてビジネスというより博打ですよね^^;

しかし、その大博打に勝ったのですから快挙です。更にこのファンタジーがアカデミー作品賞を獲るのですから、前代未聞、驚天動地、marvelous,   bravo,  たたえる言葉は枚挙にいとまがありません。


実際これだけ長い物語なのに何度見ても飽きないし、観るときは3作全部観ちゃいますからね。特に好きなのは、小柄で非力なホビットが実は一番勇敢で強い精神力を持っているところ。

指輪の魔力に打ち勝ったフロドとそれを支えたサム。サウロンの圧倒的な軍勢に向かって真っ先に走り出したピピンとメリー。

3作目終盤の戴冠式の場面、王をはじめそこにいる全ての種族が、フロド達4人に跪いて感謝するところなんかは涙なしには観れません。力を持たないホビットがどれ程すごいことを成し遂げたのか、それを表す良いシーンでした。


この後、競うようにファンタジー作品が作られ、これに乗り遅れまいとした俳優たちが続々と出演し始めました。これが世に言う『ロードオブザリング症候群』なのでしょうか。

昔「スターウォーズ」のオファーを『子供映画だ!』と言って一蹴した三船敏郎が、直後「1941」の出演を快諾した時のような、ちょっとモヤモヤした感じを受けました。

ちなみに三船敏郎が出演している「七人の侍」も大好きな映画です。古くて白黒だからという理由で観ていない人もいると思いますが、はっきり言ってもったいないですよ。世界中で絶賛される映画には理由があるのです。観ればそれがわかります。


今回は、私が一番好きな映画「ロードオブザリング」について書かせていただきましたが、好きな映画は他にもいっぱいありますので機会があったら書きたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


 

 

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