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【食の未来】昆虫食は本当に必要か?

2023年に入ってから急に昆虫食が話題になっているような気がするのですが、これは私の気のせいでしょうか。

日本の大手企業も続々と参入。NTT東日本も食用コオロギの養殖に参入しました。最近だとPasco(敷島製パン)がコオロギパウダーを使ったパンを製造していることが拡散されて大炎上しています。

徳島県では食用コオロギを養殖する「グラリス」が学校給食事業に参入したというニュースがありました。さすがにこれはやりすぎじゃないかと思うのは私だけですかね?

甲殻類アレルギーの心配もあるし、何より給食という選択の余地がないものに採用するというのは子供たちが可哀想な気がします。もし私の子供が通っている学校でコオロギパウダーを使った料理が出ることになったら猛抗議するし、子供には弁当を持たせます。

日本でも昔から昆虫は食べられてきました。イナゴの佃煮なんかは小さい頃よく食べましたし、長野県ではハチの子や川虫などを食べる文化があります。しかし食べたくない人は食べないという選択ができます。学校給食に採用するのはさすがにひどくないですか?

世界情勢の変化、気候変動、人口増加とかいろいろなものが相まって食料が不足しているというのは理解します。小麦粉が代表例として挙げられますが、米粉で代替できるものはかなり多いはずです。

 


日本の食料自給率

日本の食料自給率はカロリーベースで38%(2021年)です。この数字を見ると少ないと思うでしょう。もし世界から兵糧攻めをされたら国民はすぐに飢えてしまうのではないかと。

では品目別に見てみましょう。※()内は飼料自給率を考慮した値。

・牛乳、乳製品・・・63%(27%)

・肉類・・・・・・・53%(8%)

・果実・・・・・・・39%

・小麦・・・・・・・17%

・野菜・・・・・・・79%

・鶏卵・・・・・・・97%(13%)

・魚介類・・・・・・59%

・米・・・・・・・・98%

・大豆・・・・・・・7%

資料:農林水産省「食料需給表」

これを見てわかることは、日本人は、米、野菜、魚、を食べている分には高い自給率を保っているということですね。わざわざコオロギを食べなくても大丈夫ということです。

乳製品、肉類、鶏卵に至っては、飼料のほとんどを輸入に頼っているため、かなり厳しい数字になっていますね。特に今は世界情勢の関係で飼料が高騰しているため酪農や畜産業を営んでいる方は大変な状況ではないでしょうか。

しかし、飼料さえ自前で何とかできれば非常に高い自給率になるので、まだ可能性は感じられます。日本政府は今、酪農、畜産業を潰しにかかっているようですが…

 


食の自己防衛

これから先、いろいろと理由を付けて昆虫食を進めてくることは間違いないと思います。よく気を付けないと、いつの間にか粉末コオロギを食べていたなんてことになりそうです。

今自給率が高い米だって普通に買えなくなる時代が来るかもしれません。先のことを考えると、ある程度の食料は自分で作るのが自己防衛になると思います。

私は福島の田舎に住んでいるので、家族が食べる分の米は自分の水田で作っていますし、野菜も畑で栽培しています。玉葱やジャガイモなどは長期保存ができるのでおススメです。

しかし都市部に住んでいる方や、土地を持っていない方は基本的に買うしかないですよね。そんな方には生産者から直接買うことができるサービスが便利です。

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どこも通さず直接農家さんから購入できるので値段も手ごろで安心です。この先何があるかわかりませんので、今から食の自己防衛を考えておきましょう。