こんにちは。昨日は一日時間があったので、孤独のグルメに登場した『舞木ドライブイン』で昼食を摂りました。
私の家からは約1時間ぐらいの場所です。到着したのは11時30分。外にはもう列ができていました。駐車場もいっぱいだったので一旦スルーしてどうするか思案。
またいつでも来れるし今日は違うところに行こうという結論に達し、道を戻ると駐車場が一台分空いていたのですかさず駐車。大人しく列に並びました。いや～テレビの影響ってまだまだ凄いんですね。
お店の外観はこんな感じです。よく見ていないと全く気付かないくらい地味です。
20分ぐらいで席に案内され、私が注文したのは焼肉定食。五郎さんと同じです。
ご飯は硬めで私好み。普通盛りですが大盛りぐらいの量はあります。そしてみそ汁というか豚汁がどんぶりで付いてきます。これがまた美味い！
焼肉は味噌ダレで濃い目の味付けなので、ご飯がどんどん進みます。ボリュームもたっぷりなので、最後焼肉だけ残るという私にしては珍しいことが起こりました。そして豚汁を飲んで胃袋は限界。
食べきれない量ではないですが、一般男性がちょうど限界に達する絶妙なラインだと思います。今度は「ぞうりパン」なるものを買って帰ろうかな。また空いてる時期にお邪魔します。
「Googleマップを活用」
お腹いっぱいになり、このまま真っすぐ帰るのも面白くないので、海まで出てドライブしながら帰りました。ここから海に行くのは初めてなのでワクワクです。
走ってみると信号もほとんど無く、道もほぼ真っすぐなので、天気も相まって最高のドライブでした。途中にはTOKIOが米を作っている葛尾村があります。ダッシュ村がある浪江町もこの先です。
しかし、海に近づくにつれ「帰還困難区域」の立て看板がぽつぽつと現れてきます。そして廃墟と化した建物も。
もちろん帰還困難区域にはゲートがあって入れないので海沿いの道を帰ろうと思ったのですが、先ほど食べた焼肉定食が効いたのか、もよおしてきました。
どこかトイレは無いかと探したところ、先ほど通り過ぎた建物が病院ぽかったので戻ってトイレを借りたんですが、病院じゃなくて『東日本大震災・原子力災害伝承館』というところでした。
この突き抜けるような青空！最高の天気です。左が伝承館、右が産業交流センターです。私がもよおさなかったらスルーするとこでしたよ。やっぱり私は運が良い！
産業交流センターの屋上から撮った写真です。これでも復興は進んだのでしょうか。震災から12年。私には判断がつきません。
帰還困難区域が解除されても住民はあまり戻ってこないそうです。でもそれは当たり前でしょう。10年以上も他の地域で生活して、そこに根を張っているわけですから。
それに批判覚悟で言わせてもらえば、この辺りは本当に田舎です。都会の便利な生活に慣れてしまってからでは、いくら故郷と言っても戻ってくるのは難しいと思います。若い人は特にそうでしょう。
岩手県大槌町にある「風の電話」。
震災で帰らぬ人に想いを伝える黒電話。
