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台風や水害から自分と家族を守るために今すぐできること

台風や水害は、日本にとって大きな自然災害の一つです。台風は、強い風や高波、高潮などをもたらし、沿岸部や島嶼部に甚大な被害を与えます。

水害は、大雨によって川が氾濫したり、土砂災害が発生したりして、住宅やインフラに深刻な影響を及ぼします。台風や水害の恐ろしさを知ることは、災害に備えるために重要です。

 

台風の恐ろしさ

台風は、熱帯海域で発生する低気圧の一種で、中心付近の最大風速が17.2メートル以上のものをいいます。台風は、その巨大なエネルギーを持って日本列島に接近・上陸することがあります。台風が日本に近づくと、次のような被害が起こります。

 

暴風

台風の中心付近では、時速200キロメートル以上の強風が吹き荒れます。このような暴風は、木々を折り倒したり、屋根や窓ガラスを破壊したり、看板や自動車を飛ばしたりします。

また、暴風によって電線が切断されたり、電柱が倒れたりして、停電や通信障害が発生することもあります。

 

高波・高潮

台風は、海面を押し上げて高波を発生させます。高波は、沿岸部に打ち寄せて堤防や防潮壁を破壊したり、船舶や港湾施設に損傷を与えたりします。

また、高波と強風によって海水が陸地に流れ込む現象を高潮といいます。高潮は、沿岸部の低地や河口付近に浸水被害をもたらします。

 

大雨

台風は、多量の水蒸気を含んだ雲を引き連れてきます。そのため、台風の通過前後には広い範囲で大雨が降ります。特に短時間で激しく降る局地的な大雨は、集中豪雨と呼ばれています。集中豪雨は、川の水位を急上昇させたり、土砂災害を引き起こしたりします。

 


水害の恐ろしさ

水害とは、水によって引き起こされる災害の総称です。水害には、次のような種類があります。

 

氾濫

川の水位が堤防や護岸を越えて周辺の土地にあふれることをいいます。氾濫は、大雨や台風、雪解けなどによって川の水量が増えることで起こります。氾濫によって、住宅や農地、道路などが水に浸かり、家財や作物などが流失したり、汚染されたりします。

また、氾濫水には流木やゴミなどが混じっていることが多く、人や動物を巻き込んだり、建物や橋などに衝突したりする危険性もあります。

 

内水氾濫

川の近く以外でも発生する水害です。内水氾濫は、大雨によって地表の水が排水されずに溜まることで起こります。

特に都市部では、舗装された道路やビルなどで地表の浸透能力が低下しているため、内水氾濫が発生しやすくなっています。内水氾濫によって、地下空間や低地の浸水被害が発生します。

 

土砂災害

土砂災害とは、崖崩れや土石流、地すべりなどの総称です。土砂災害は、大雨や地震などによって土壌の強度が低下することで起こります。

土砂災害によって、住宅や道路などが埋まったり、破壊されたりします。また、土砂災害は突発的に発生することが多く、人命に直接的な危険を及ぼすこともあります。

 

台風や水害から身を守るために

まず、台風や水害の予報や警報に注意することが大切です。気象庁や自治体のホームページ、テレビ、ラジオなどで最新の情報をチェックしましょう。

特に、大雨洪水警報や土砂災害警戒情報などは、避難の判断に重要な指標です。避難勧告や避難指示が出たら、速やかに安全な場所に移動しましょう。

次に、台風や水害に備えるための準備をすることが必要です。以下のようなことを事前に行いましょう。

 

非常持ち出し袋や防災セットを用意する

必要なものは、飲料水、食料、懐中電灯、ラジオ、予備の電池、携帯電話と充電器、現金、保険証や印鑑などの重要書類、着替え、タオル、毛布などです。

 

倒れたり流されたりする可能性のあるものを固定する

例えば、本棚や食器棚などの家具は壁に固定しましょう。窓ガラスが割れると危険なので、養生テープを貼ったりカーテンを閉めたりしましょう。屋外にある自転車やプランターなども家の中に入れたりしっかり固定したりしましょう。

 

浴槽やバケツなどに水を溜めておく

トイレや洗顔などに使えます。また、ペットボトルなどに飲料水も準備しておきましょう。

 

携帯電話やパソコンなどの充電を済ませておく

また、停電時に使えるように非常用発電機や太陽光発電システムなどもあれば準備しておきましょう。

 

避難場所や避難経路を確認しておく

自治体が指定する避難所や高台などの安全な場所を事前に調べておきましょう。また、複数の避難経路を考えておきましょう。道路が冠水したり通行止めになったりする可能性があります。

 

家族や近隣と連絡方法や避難計画を共有しておく

災害時には電話やインターネットがつながらないことがあります。その場合に備えて、家族や近隣と連絡方法や避難計画を事前に話し合っておきましょう。例えば、災害用伝言板や緊急連絡先カードなどを利用しましょう。

 

氾濫や内水氾濫が起きた場合、水深が50センチ以上ある場所では歩行が困難になります。また、水深が10センチ程度でも流速が速い場合は流される危険性があります。浸水した道路や川沿いなど危険な場所には近づかないでください。

土砂災害の危険性が高い場所では、小さな音でも注意してください。崩れる直前には「バリバリ」という音が聞こえることがあります。土砂災害警戒情報や避難指示・勧告が発令された場合は、速やかに安全な場所に避難しましょう。

台風や水害は予測が難しく、突然の発生や増水があります。自分の命は自分で守るという意識を持ち、日頃から備えておくことが大切です。大切な家族を守るためにも、やれることはやっておきましょう。

 

 

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