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【最強節電術】 エアコンや照明を上手に使って電気代を半分にするコツ

ここ数年、電気代の値上げが止まりません。例えば、東京電力と関西電力では、2012年、2013年、2014年、2015年にそれぞれ値上げがありました。これは、東日本大震災による原発停止や燃料費高騰などが原因です。

また、2020年から2023年にかけても大幅な値上げがありました。これは、新型コロナウイルス感染症の影響やロシア・ウクライナ問題などが原因です。

更に今年6月、大手電力7社からの料金改定(値上げ)申請を受け、経済産業省が認可しました。この結果、標準的なご家庭における電気料金の値上げ率は、14%から42%になるそうです。

これヤバくないですか?地域によっては、2012年以降電気代が2倍以上になっているところもあります。そしてこれから夏を迎える日本、エアコン代を節約しようと我慢して、命を落とす人が出てきてもおかしくありませんよね。

そこで今回は、電気代を節約しつつ、厳しい日本の夏を乗り切る方法を幾つか紹介します。

 


家庭でできる節電

ここでは、照明、冷暖房、家電製品、水道などの分野ごとに、節電の方法を紹介します。

照明

- LED電球や蛍光灯などの省エネタイプの電球に交換する。これらの電球は、白熱電球やハロゲン電球よりも消費電力が少なく、寿命も長いです。例えば、60ワットの白熱電球を10ワットのLED電球に交換すると、約83%の節電効果があります。

- 明るい時間帯は、カーテンやブラインドを開けて自然光を利用する。自然光は、人間の目にも心にも良い影響を与えます。また、窓から入る太陽の熱で室温が上がるので、冬場は暖房の使用量を減らすことができます。

- 必要な部屋だけに照明をつける。使わない部屋や廊下などは消灯する。これは、照明の節電方法の中でも最も簡単で効果的なものです。例えば、一日に1時間だけ使う部屋の照明を消すだけで、年間約4.4キロワット時の節電になります。

- 照明器具のレフ板やカバーを定期的に掃除する。ほこりがたまると、光が弱くなります。そのため、同じ明るさを得るためには、より多くの電力を消費することになります。ほこりがたまったレフ板やカバーを掃除すると、約10%の節電効果があります。

- デスクライトやスタンドライトなどの間接照明を使う。直接照明よりも柔らかくて目に優しいです。また、間接照明は、壁や天井などに反射して広がるため、同じ明るさを得るためには、直接照明よりも少ない電力で済みます。例えば、40ワットの直接照明を20ワットの間接照明に変えると、約50%の節電効果があります。

- ディマー機能やセンサー機能を備えた照明器具を使う。明るさや点灯時間を調節できます。例えば、ディマー機能を使って50%の明るさにすると、約40%の節電効果があります。また、センサー機能を使って人や動物の動きに応じて点灯・消灯すると、無駄な点灯時間を減らすことができます。

 

冷暖房

冷暖房は、家庭の電気代の中でも大きな割合を占めるものです。しかし、快適な室温を保つためには、冷暖房を使わないという選択肢はありません。そこで、冷暖房の節電方法を詳しく紹介します。

まず、冷暖房の設定温度を見直しましょう。夏は28度、冬は20度程度に設定すると、電気代を約10%節約できます。また、室温と設定温度の差が大きいと、体に負担がかかりますので、健康面でもおすすめです。

ただし、あなたも経験あると思いますが、夏の28度設定はかなり暑いですよね。一説によると、人間は裸の状態で26度がちょうど良いらしいです。

ですから、服を着た状態だと24~25度が適温なのではないでしょうか。その辺は自分の身体と相談して調整してください。室外機に日光が当たっているのであれば、カバーをかけるのもおすすめです。

次に、窓やドアの隙間を埋めることも重要です。隙間から外気が入り込むと、室温が上がったり下がったりして、冷暖房の効率が悪くなります。隙間テープや断熱シートなどを使って、隙間をふさぎましょう。

さらに、カーテンやブラインドなどの日よけも効果的です。夏は日差しを遮って室温を下げることができますし、冬は日差しを取り入れて室温を上げることができます。カーテンやブラインドの色や素材にも注意しましょう。夏は白や淡い色のものが良く、冬は暗い色や厚手のものが良いです。

最後に、扇風機や湿度調整器などの補助器具も活用しましょう。扇風機は、空気の流れを作って涼しさを感じさせてくれます。湿度調整器は、乾燥した空気に水分を加えて快適さを高めてくれます。これらの器具は、冷暖房よりも消費電力が少ないので、節電に役立ちます。

 

家電製品

まず、家電製品を使わないときは必ずコンセントから抜くことが大切です。多くの家電製品は、スタンバイ状態でも電力を消費しています。コンセントから抜くだけで、年間約1000円程度の節約になると言われています。

また、コンセントをまとめて一つのタップにつなげておくと、一括でオフにすることができます。

次に、家電製品の設定を見直すことも効果的です。例えば、冷蔵庫は温度設定を高めにすると節電になります。一般的には、冷蔵室は5℃程度、冷凍室は-18℃程度が適切です。

また、テレビやパソコンなどの画面は明るさを下げると節電になります。画面の明るさは、部屋の明るさに合わせて調整すると目にも優しくなります。

最後に、家電製品の買い替えを検討することも一つの方法です。古い家電製品は、新しい家電製品よりも消費電力が高い場合が多いです。特に、エアコンや冷蔵庫などの大型家電製品は、省エネ性能が高いものに買い替えると節電効果が大きくなります。

ただし、買い替える際は、自分の必要な機能やサイズを考えて選ぶことが重要です。無駄な機能やサイズが大きすぎると、逆に消費電力が増えてしまう可能性があります。

 

水道

水道は節水することで節電にもつながります。水道水はポンプで送られてくるため、水を使うと電気も使われます。

では、具体的にどのように水道の節電をすることができるのでしょうか。以下に10個の方法を挙げてみました。

 

1. 歯磨きや洗顔の時はコップを使う

歯磨きや洗顔の時に水を流しっぱなしにすると、1分間で約12リットルもの水を使ってしまいます。コップに水を入れて使うことで、必要な量だけ水を使うことができます。これだけで、1日あたり約36リットル、1ヶ月あたり約1,080リットルもの水を節約できます。

 

2. 食器や野菜はため洗いをする

食器や野菜を洗う時にも、水を流しっぱなしにすると無駄な水が多くなります。桶やボウルなどに水をためて洗うことで、節水が可能です。ため洗いをすると、食器は約60リットル、野菜は約10リットルもの水を節約できます。

 

3. お風呂は一緒に入るか続けて入る

お風呂は一人ずつ入るよりも、家族で一緒に入るか続けて入る方が節水になります。一人ずつ入ると、後から入る人のために足し湯や追い焚きが必要になります。

また時間が空くとお湯が冷めてしまい、再び温めるために電気やガスを消費します。一緒に入るか続けて入ることで、お湯の量や温度を保つことができます。

 

4. 浴槽にペットボトルを沈める

浴槽にお湯を溜める時は、浴槽いっぱいにお湯を溜める必要はありません。浴槽の中に水を入れたペットボトルを数本沈めることで、お湯の量を減らすことができます。

ペットボトルは空気や水の層があるため、断熱効果もあります。ペットボトル4本分だけでも、1回あたり約8リットルの水を節約できます。

 

5. シャワーは必要な時だけ使う

シャワーは便利ですが、ついつい長く使ってしまいがちです。シャワーは必要な時だけ使うようにしましょう。例えば、頭や体を洗っている時は水を止める、シャワーの時間を短くする、節水機能付きのシャワーヘッドを使うなどの工夫があります。

シャワーを3分間使うと約36リットルの水を使いますが、これらの工夫で半分に減らすことができます。

シャワーヘッドについてはこちらの記事で詳しく説明しているので参考までにどうぞ。

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6. お風呂の残り湯を再利用する

お風呂に入った後に残るお湯は、捨てるのではなく再利用しましょう。お風呂の残り湯は、洗濯や掃除に使うことができます。洗濯機に直接入れるか、バケツなどに移して使います。

洗濯物に汚れがつくのが心配な場合は、すすぎの時に水道水を使うと良いでしょう。お風呂の残り湯を再利用することで、1回あたり約100リットルもの水を節約できます。

 

7. 洗濯はまとめてする

洗濯は少しずつ毎日するよりも、まとめてする方が節水になります。洗濯機は容量に合わせて水の量を調節する機能がありますが、それでも少量の洗濯物を洗うよりも、多量の洗濯物を洗う方が水の使用効率が高くなります。洗濯回数を減らすことで、1回あたり約10リットルの水を節約できます。

 

8. トイレは大小レバーを使い分ける

トイレは大小レバーが付いている場合は、使い分けることで節水になります。大と小では、使用する水の量に約1リットルの差があります。必要以上に大を使ってしまうと、水の無駄遣いになります。トイレは大小レバーをしっかり使い分けることで、1回あたり約1リットルの水を節約できます。

 

9. 節水型機器に買い替える

家電や設備などの機器を買い替える際は、節水型のものを選ぶことで節水になります。例えば、洗濯機や食器洗い乾燥機などは、最新のものほど省エネ・省水性能が高くなっています。

また、蛇口やシャワーヘッドなどに節水アイテムを取り付けることでも節水効果が期待できます。初期費用はかかりますが、ランニングコストや環境負荷を考えるとメリットが大きいです。

 

10. 洗車はバケツを使う

車を洗う時は、ホースで水を流しながら洗うよりも、バケツに水を入れてから洗う方が節水になります。ホースで水を流しっぱなしにすると、1回あたり約90リットルもの水を使ってしまいます。

バケツに水を入れてから洗うことで、必要な量だけ水を使うことができます。バケツ2杯分だけでも、1回あたり約30リットルの水を節約できます。

 

以上、家庭でできる節電の方法について詳しく紹介しました。節電は環境にも経済にもメリットがあります。これから来る灼熱の夏に向けてぜひ、日常生活の中で意識してみてください。

電気代、ガス代の見直しについては、こちらの記事で詳しく説明しています。

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